中谷　直司 (ナカタニ　タダシ)

研究者情報

所属

• 社会学科 准教授

学位

• 博士（政治学）（2008年03月 同志社大学）

URL

https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201501098738086134

J-Global ID

• 201501098738086134

プロフィール

• 　国際社会が、より安定し、平和で、かつ公正なものとなるためには、どのような問題を克服しなければならないのか。そして、そのために日本が果たすべき（あるいはこれまでに、破壊的なものを含めて、果たしてきた）役割とは何か。以上の研究課題に、国際関係史を中心とする歴史学的アプローチと、制度論に代表される社会科学の理論的アプローチを統合することで答えようとしています。
  　同時に、国際社会との安定した関係を支える国内社会の政治的な条件についても強い関心を持っています。そのために、戦前日本における政治的自由主義の挫折と戦後日本における（一応の）定着についても、同じく歴史学的アプローチと社会科学上の理論的なアプローチの統合による研究を目指して、少しずつ準備中です。
  　よって、歴史学的アプローチをとる研究者の批判に耐えると同時に、国際関係の理論分析を専門とする研究者にも参照されるに足る研究を行うことを、長期的な目標としています。
  　以上に述べた研究上の問題意識を育むにあたっては、法学部、社会学部、グローバル・コミュニケーション学部、文芸学部、文学部、さらに多学部横断型の教養教育と、異なるディシプリンを採用する学部・学科を横断する形で、政治学・国際関係論、国際社会論・グローバル社会論、国際関係史・日本政治外交史などの教鞭を執ったことが大きな契機となりました。その際に軸としたのは、常に国際社会と日本の関係であり、教育・研究を通じた私の問題関心のバックボーンとなっています。

  
  

  【主著】『強いアメリカと弱いアメリカの狭間で──第一次世界大戦後の東アジア秩序をめぐる日米英関係』（千倉書房、2016年）

研究キーワード

• 国際関係史   日本政治外交史   国際制度   国際秩序   国際政治学   

研究分野

• 人文・社会 / 国際関係論

経歴

• 2019年04月 - 現在  帝京大学文学部 社会学科准教授
• 2018年04月 - 2019年03月  三重大学教養教育院（18年4月に教養教育機構から名称変更）特任准教授（教育担当）
• 2016年04月 - 2019年03月  同志社大学法学部嘱託講師
• 2017年04月 - 2018年03月  三重大学教養教育機構特任准教授（教育担当）
• 2016年04月 - 2017年03月  同志社大学研究開発推進機構 市民外交研究センター嘱託研究員（無給研究員）
• 2016年04月 - 2017年03月  佛教大学社会学部非常勤講師
• 2016年04月 - 2017年03月  近畿大学文芸学部非常勤講師
• 2014年09月 - 2017年03月  同志社女子大学現代社会学部嘱託講師
• 2013年04月 - 2016年03月  同志社大学法学部助教（有期）
• 2012年09月 - 2014年03月  同志社大学グローバル・コミュニケーション学部嘱託講師
• 2009年09月 - 2014年03月  京都造形芸術大学非常勤講師（政治学）
• 2012年04月 - 2013年03月  日本学術振興会特別研究員（PD）
• 2008年04月 - 2013年03月  同志社大学法学部嘱託講師
• 2009年09月 - 2012年03月  同志社大学一神教学際研究センター（CISMOR）特別研究員（PD）

学歴

• 2003年04月 - 2008年03月   同志社大学   大学院法学研究科   政治学専攻博士後期課程 修了 博士（政治学）
• 2001年04月 - 2003年03月   同志社大学   大学院法学研究科   政治学専攻博士前期課程 修了 修士（政治学）
• 1997年04月 - 2001年03月   龍谷大学   文学部   史学科国史学専攻 卒業 学士（文学）

所属学協会

• 日本政治学会   東アジア近代史学会   Association for Asian Studies   国際安全保障学会   日本国際政治学会   

研究活動情報

論文

• 外交の「経済化」は可能だったのか──幣原「経済外交」の起源と形成（PDFへのリンクあり）

  中谷直司

  経済史研究 27 51 - 76 大阪経済大学日本経済史研究所 2024年01月 [招待有り]
  
• 国際関係史から見た日英同盟の終焉──二つの同盟政治の狭間で （PDFへのリンクあり）

  中谷直司

  近代日本研究 《特集 日英同盟再考》 39 135 - 176 2023年02月 [招待有り]
  
• 米国の参戦が東アジアにもたらしたもの──米外交のフラストレイションと旧秩序の解体

  中谷直司

  東アジア近代史：《特集》第一次世界大戦下の東アジアと世界 22 85 - 101 2018年06月 [招待有り]
  
• 同盟はなぜ失われたのか──日英同盟の終焉過程の再検討1919-1921 （PDFへのリンクあり）

  中谷 直司

  国際政治 2015 180 111 - 125 一般財団法人 日本国際政治学会 2015年03月 [査読有り]
  
• 勢力圏外交秩序の溶解──新四国借款団設立交渉(一九一九 - 一九二〇)と中国をめぐる列強間関係の変容 （PDFへのリンクあり）

  中谷 直司

  同志社法學 59 4 85 - 174 同志社大学 2007年11月
• 対列強協調から対米協調へ──日本外務省の政策構想の変容 一九一六-一九一九 (麻田貞雄教授退職記念論集) （PDFへのリンクあり）

  中谷 直司

  同志社法學 58 4 229 - 295 同志社大学 2006年09月
• ウィルソンと日本──パリ講和会議における山東問題 （PDFへのリンクあり）

  中谷 直司; ナカタニ タダシ; Nakatani Tadashi

  同志社法學 56 2 79 - 166 同志社法學會 2004年07月

書籍

• 国際安全保障がわかるブックガイド

  (担当:分担執筆範囲:中谷直司「クリストファー・ソーン『満州事変とは何だったのか』」)慶應義塾大学出版会 2024年02月 ISBN: 4766429338 288
• アメリカのアジア戦略史 上: 建国期から21世紀まで

  細谷雄一(監訳)、森聡(監訳) (担当:共訳範囲:第Ⅱ部「日本の台頭」（第4～6章）（中谷直司訳）)マイケル・グリーン 勁草書房 2024年01月 ISBN: 432635190X 624 169-387, 38-78
• 日本海軍と近代社会

  兒玉州平; 手嶋泰伸 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「何がワシントン会議の『限界』をもたらしたのか──国際政治の意図されざる結果」38～74頁)吉川弘文館 2023年11月 ISBN: 4642039309 318
• 外交と戦略

  村田晃嗣編 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「外交史の研究者はなぜ理論を使わないのか――研究者の『生存競争』を超えて 」183～204, 38～41頁)彩流社 2023年10月 ISBN: 477912929X 352
• 国際関係史の技法──歴史研究の組み立て方

  村田晃嗣; 中谷直司; 山口 航 (担当:共訳範囲:すべてが訳者3人による共訳)マーク・トラクテンバーグ ミネルヴァ書房 2022年11月 ISBN: 4623093727 336
• テキスト日米関係論──比較・歴史・現状

  畠山圭一編 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「軋み始めた日米関係——1915〜30年の日米関係」205-220頁)ミネルヴァ書房 2022年04月 ISBN: 4623093573 458
• 大正史講義 (ちくま新書)

  筒井清忠編 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「ワシントン会議──海軍軍縮条約と日英同盟廃棄」235-254頁)筑摩書房 2021年07月 ISBN: 4480074163 508
• アジア・太平洋戦争と日本の対外危機──満洲事変から敗戦に至る政治・社会・メディア (MINERVA日本史ライブラリー30)

  片山, 慶隆 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「日本外交による満洲事変正当化の論理──『満蒙特殊権益論』の二度の転換、1919～1932年」3-55頁)ミネルヴァ書房 2021年06月 ISBN: 4623091759 330
• Beyond Versailles: The 1919 Moment and a New Order in East Asia

  edited by Tosh Minohara; Evan N. Dawley (担当:分担執筆範囲:Tadashi Nakatani, "Making Peace from the Great War: A Generational Shift in Japanese Diplomacy in 1919," pp.159-183.)Lexington Books 2020年11月 ISBN: 1498554466 291
• 近現代東アジアの地域秩序と日本

  瀧口剛(編) (担当:分担執筆範囲:中谷直司「満洲事変とワシントン体制──二つの国際協調の終焉」123-168頁)大阪大学出版会 2020年03月 ISBN: 4872596994 432
• 日中戦争はなぜ起きたのか──近代化をめぐる共鳴と衝突 (単行本)

  波多野 澄雄; 中村 元哉編 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「東アジア国際秩序の変動と日中の対応」92-115頁)中央公論新社 2018年10月 ISBN: 4120051226 368
• 日本政治史の中のリーダーたち──明治維新から敗戦後の秩序変容まで

  伊藤之雄、中西寬編 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「東アジア『新外交』の始動──第一次世界大戦後の新四国借款団交渉と『旧制度』の解体」87-123頁)京都大学学術出版会 2018年04月 ISBN: 4814001401 492
• 強いアメリカと弱いアメリカの狭間で - 第一次世界大戦後の東アジア秩序をめぐる日米英関係

  中谷 直司 千倉書房 2016年03月 ISBN: 4805110929 464
• ハンドブック近代日本外交史──黒船来航から占領期まで (Minerva KEYWORDS)

  簑原俊洋; 奈良岡聰智編 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「40 奉直戦争、郭松齢事件（1922～25）──不干渉政策の『危機』」pp. 176-177、「44 北京関税特別会議（1925～26）──大戦後『国際協調外交』の蹉跌」pp.186-187、「49 ロンドン海軍軍縮会議（1930）──『外交』と『国防』の衝突」pp.204-209、「53 第二次ロンドン海軍会議（1935）──『海軍休日』の終焉」pp.220-221.)ミネルヴァ書房 2016年01月 ISBN: 462307420X 337
• 近代日本の対外認識I

  伊藤 信哉; 萩原 稔; 平野 敬和; 中谷 直司; 鈴木 仁麗; 北野 剛; 服部 聡; 上田 美和 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「『強いアメリカ』と『弱いアメリカ』の狭間で──『ワシントン体制』への国際政治過程」111-156頁)彩流社 2015年06月 ISBN: 4779121248 355
• The Decade of the Great War: Japan and the Wider World in the 1910s

  edited by Tosh Minohara; Tze-ki Hon; Evan Dawley (担当:分担執筆範囲:Tadashi Nakatani, "What Peace Meant to Japan： The Changeover at Paris in 1919," pp. 168-188. Published as a peer-reviewed chapter)Brill Academic Publishers 2014年05月 ISBN: 9004270019 540 168-188
• 歴史の桎梏を越えて──２０世紀日中関係への新視点

  小林 道彦; 中西 寛編著 (担当:分担執筆範囲:中谷直司「第一次世界大戦後の中国をめぐる日米英関係──大国間協調の変容」91-111頁)千倉書房 2010年09月 ISBN: 4805109599 320 91-111

講演・口頭発表等

• 「平和的な秩序変更」の理論は政策決定の規範的な枠組となり得るか

  中谷直司

  日本国際政治学会2023年研究大会、分科会E-4（政策決定分科会II） 2023年11月 口頭発表（一般）
  ダウンロード
• 新四国借款団交渉における満蒙除外問題の再々検討──熊本史雄氏と久保田裕次氏の最新成果を踏まえて

  中谷直司

  東アジア近代史学会 2023年度研究大会（第28回） 2023年07月 口頭発表（一般）
  ダウンロード
• 日本外務省の「新外交」呼応論と満蒙・シベリア──ロシア革命からワシントン会議まで

  中谷直司

  ロシア史研究会大会 2022年10月 口頭発表（一般）
  ダウンロード
• 書評報告 種稲秀司『幣原喜重郎』吉川弘文館、2021年 、熊本史雄『幣原喜重郎』中央公論新社、2021年 ──その意義と論点

  中谷直司

  東アジア近代史学会第206回研究例会 2021年12月
  ダウンロード
• 第一次世界大戦を契機に東アジアの国際秩序はどのように変化したか

  中谷直司

  第104回経済史研究会（大阪経済大学日本経済史研究所主催） 2021年12月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
• 国際秩序の変動と「一帯一路」──中国の台頭と「自由で開かれた」秩序は両立可能か

  中谷直司

  アジア政経学会2021年度秋季⼤会、自由応募分科会「台頭する中国と国際秩序の変容：歴史学的手法と認知論的手法の組み合わせから」 2021年11月 口頭発表（一般）
  ダウンロード
• 討論 樋口真魚『国際連盟と日本外交』──その意義と論点

  中谷直司

  第4回東アジア史検討会（日本国際問題研究所主催） 2021年10月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
• ワシントン会議はどのように準備されたか──日米英の会議準備の比較検討

  中谷直司

  日本国際問題研究所公開ウェビナー｢国際連盟・ワシントン体制100周年記念ウェビナー──戦間期東アジアの国際主義の再検討｣ 2021年03月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
• 外交史の研究者はなぜ理論を使わないのか――研究者の「生存競争」を超えて

  中谷直司

  日本国際政治学会2020年度研究大会 部会13「歴史研究と理論研究の融合はどこまで可能か――新たな研究方法の模索」 2020年10月 口頭発表（一般）
  ダウンロード
• 東アジアの短い戦間期？──第一次大戦の衝撃／満洲事変の衝撃を見る5つの視点

  中谷直司

  東アジア近代史学会第197回研究例会（『東アジア近代史』24号［2020年6月］所収の独立論文に対する合評会） 2020年09月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
  ダウンロード
• 外交史研究は「システム」を描けるか──第一次世界大戦後の日米英関係を事例に

  中谷直司

  国際安全保障学2019年度年次大会、部会6「分析視角としての国際システム―安全保障研究の視点から」 2019年12月 口頭発表（一般）
• ワシントン会議への道程──日本とイギリスの会議準備の比較検討

  中谷直司

  ロシア史研究会大会、パネル「シベリア出兵と国際環境」 2019年09月
• 第一次世界大戦への米国参戦と東アジアの国際政治

  中谷直司

  第22回東アジア近代史学会研究大会 2017年05月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名） 駒澤大学駒沢キャンパス 東アジア近代史学会
  
• 「新秩序」は形成されたのか──ワシントン会議（1921～22）をめぐる日米英関係の再検討

  中谷直司

  日本国際政治学会研究大会分科会B-1（日本外交史I） 2015年10月 口頭発表（一般）
• Why was the Alliance Lost? The Final Stage of the Anglo-Japanese Alliance Revisited

  中谷直司

  the 9th international Convention of Asia Scholars 2015年07月 口頭発表（一般） Adelaide, Australia
• 日英同盟はなぜ廃棄されたのか──アメリカ外交のコミットメント問題とイギリスの「同盟終焉のジレンマ」1919-1921年

  中谷直司

  国際安全保障学会第7回定例研究会 2015年07月 口頭発表（一般）
• 外交の「経済化」は可能だったのか──幣原「経済外交」の起源と形成過程

  中谷直司

  帝國的形成、發展與擴張──「關係性」「同時性」「異質性」（國際學術研討會） 2015年05月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名） 台北大學、台湾
• The End of Old Diplomacy or a Renewal of Imperialistic Cooperation in East Asia? The Establishment of a New Consortium for China in the Aftermath of First World War

  中谷直司

  Integration and Tension between Empire and Colonies: From a Comparative Historical View of Korea, Japan and Taiwan (International Symposium) 2014年05月 ソウル、大韓民国 Ewha Womans University, South Korea.
  
• 何が日英同盟を終わらせたのか──アメリカ要因の再検討

  中谷直司

  日本国際政治学会研究大会分科会E-1（日本外交史Ⅱ） 2011年11月 口頭発表（一般）
• 日英同盟の終焉再考──何が同盟を終わらせたのか

  中谷直司

  Panel 2: Diplomacy in Pre War Japan, BAJS (British Association for Japanese Studies) Japan Mini Conference 2011年05月 口頭発表（一般） 北海道大学 British Association for Japanese Studies
  
• A Wilsonian World for Japan? Japan’s Response to Woodrow Wilson’s 'New Diplomacy'

  中谷直司

  Session 539, the Joint Conference of the Association for Asian Studies (AAS) & International Convention of Asia Scholars (ICAS) 2011年04月 口頭発表（一般） Honolulu, Hawaii, USA AAS and ICAS
  
• 第一次大戦後の日本外務省の「新外交」呼応論──パリ講和会議イメージの再検討

  中谷直司

  日本国際政治学会研究大会分科会E-Ⅰ（日本外交史Ⅱ） 2008年10月 口頭発表（一般）

MISC

• 書評 種稲秀司『幣原喜重郎』〈人物叢書〉（吉川弘文館、二〇二一年） 熊本史雄『幣原喜重郎──国際協調の外政家から占領期の首相へ』（中公新書、二〇二一年）

  中谷直司 東アジア近代史 (26) 146 -151 2022年06月 [招待有り]
  
• 書評 樋口真魚『国際連盟と日本外交──集団安全保障の「再発見」』東京大学出版会、2021年

  中谷直司 帝京社会学 (35) 145 -163 2022年03月
• 日英同盟廃棄から学ぶ「強固な日米同盟」実現の鍵

  中谷直司 Wedge 2021年 (12月) 2021年11月
• Washington Conference 1921-1922

  Tadashi Nakatani 1914-1918-online. International Encyclopedia of the First World War, ed. by Ute Daniel, Peter Gatrell, Oliver Janz, Heather Jones, Jennifer Keene, Alan Kramer, and Bill Nasson 2021年06月 [査読有り]
  
• 書評 塚本英樹著『日本外交と対中国借款問題──「援助」をめぐる協調と競合』

  中谷直司 ヒストリア (285) 41 -49 2021年04月 [招待有り]
  
• 〈書評論文〉戦前期の日本外交はなぜ一貫したか――等価交換と文明国標準 佐々木雄一著『帝国日本の外交一八九四-一九二二 : なぜ版図は拡大したのか』(東京大学出版会、二〇一七年、ⅷ+四〇六+ⅹⅹⅷ頁) 酒井一臣著『帝国日本の外交と民主主義』(吉川弘文館、二〇一八年、五+二五八+三頁) (国際政治研究の先端(17))

  中谷 直司 国際政治 2020 (199) 199_175 -199_184 2020年
• 小島誠二大使インタビュー

  山口航; 中谷直司; 阿部亮子; 西村真彦 同志社アメリカ研究 (52) 57 -78 2016年03月
• 書評と紹介 黒沢文貴著『二つの「開国」と日本』

  中谷 直司 日本歴史 (790) 117 -119 2014年03月 [招待有り]
  
• （書評）酒井一臣『近代日本外交とアジア太平洋秩序』

  中谷直司 パブリック・ヒストリー 7 (7) 111 -116 2010年02月 [査読有り][招待有り]
  

共同研究・競争的資金等の研究課題

• シベリア出兵の「現場」と日露両国の外交構想

  日本学術振興会：科学研究費助成事業

  研究期間 : 2023年04月 -2027年03月 

  代表者 : 兎内 勇津流; 松重 充浩; バールィシェフ エドワルド; 井竿 富雄; 長與 進; 神長 英輔; Wolff David; 中嶋 毅; 中谷 直司; 青木 雅浩; 藤本 健太朗
• 「一帯一路」の再検討―国際関係と「一帯一路」のフィードバックに着目して―

  日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(B)

  研究期間 : 2020年04月 -2025年03月 

  代表者 : 浅野 亮; 村田 晃嗣; 佐藤 考一; 中谷 直司; 松本 明日香; 山口 航; 張 雪斌; 黒杭 良美
• ワシントン体制はなぜ崩壊したか──国際秩序におけるコミットメント問題

  日本学術振興会：科学研究費助成事業

  研究期間 : 2019年04月 -2025年03月 

  代表者 : 中谷 直司
• シベリア出兵と東アジア国際環境の変動

  日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(B)

  研究期間 : 2019年04月 -2023年03月 

  代表者 : 兎内 勇津流; 松重 充浩; バールィシェフ エドワルド; 井竿 富雄; 麓 慎一; 長與 進; Wolff David; 中嶋 毅; 青木 雅浩
• 複眼的視座から『財部彪日記』を読む―ロンドン海軍軍縮条約前後を中心に―

  日本学術振興会：科学研究費助成事業

  研究期間 : 2018年04月 -2023年03月 

  代表者 : 兒玉 州平; 酒井 一臣; 中谷 直司; 手嶋 泰伸; 久保田 裕次; 太田 久元; 木村 美幸; 小倉 徳彦; 藤井 崇史
• 都市は外交する――都市からの外交、都市への外交

  日本学術振興会：科学研究費助成事業

  研究期間 : 2017年04月 -2022年03月 

  代表者 : 村田 晃嗣; 阿川 尚之; 小島 誠二; 中谷 直司; 山口 航
• 外交史研究と合理的選択論の融合──太平洋戦争の「原因」は何か

  日本学術振興会：科学研究費助成事業

  研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 

  代表者 : 中谷 直司; 山口 航; 田中 慎吾; 田代 和也
• 近代日本の外交思想：『転換期の国際社会』を知識人たちはどう捉えたのか

  日本学術振興会：科学研究費助成事業

  研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 

  代表者 : 伊藤 信哉; 小宮 一夫; 服部 聡; 畑野 勇; 種稲 秀司; 北野 剛; 尾原 宏之; 上田 美和; 鈴木 仁麗; 大木 康充; 萩原 稔; 平野 敬和; 中谷 直司; 武井 義和
• 第一次世界大戦後の東アジアの国際政治経済秩序──その変容過程を解明する

  日本学術振興会：科学研究費助成事業

  研究期間 : 2014年04月 -2016年03月 

  代表者 : 中谷 直司; 張 雪斌; 松本 浩延
• 第一次世界大戦による東アジア国際政治の変容――大国間関係の歴史制度分析

  日本学術振興会：科学研究費補助金（特別研究員奨励費）

  研究期間 : 2012年04月 -2013年03月 

  代表者 : 中谷直司

委員歴

• 2022年07月 - 現在   東アジア近代史学会   理事（非常任）
• 2013年04月 - 現在   国際安全保障学会   総務委員

担当経験のある科目

社会学基礎演習I・II帝京大学
ライフデザイン演習I・II（全学共通初年次教育科目）帝京大学文学部社会学科
社会学演習I・II（国際関係論・政治学）帝京大学文学部社会学科
グローバル社会論I・II帝京大学文学部社会学科
国際関係社会論I・II帝京大学文学部社会学科
国際政治学（教職）帝京大学
オナーズプログラム導入演習帝京大学文学部社会学科
政治学入門I・II（全学共通科目）帝京大学
社会学文章表現研究I・II帝京大学文学部社会学科
社会思想史I・II帝京大学文学部社会学科
政治学B（国際社会と日本の役割）三重大学教養教育機構（18年度より教養教育院）
教養ワークショップ（全学共通初年次教育）三重大学教養教育機構（18年度より教養教育院）
日本の法と政治同志社大学日本語・日本教育センター
PBL政治学──国際政治学の解体新書三重大学教養教育院
PBL政治学──政治学の解体新書三重大学教養教育院
政治学A（現代国家と日本政治）三重大学教養教育機構（18年度より教養教育院）
政治学入門A（初年次教育）同志社大学法学部
対外政策における「決定」の比較分析
特殊講義（国際関係理論と外交史──戦争の原因をどう説明するか）
政治学1（現代国家の政治学入門）（全学共通科目）同志社大学（15年度を除く）
国際社会論佛教大学社会学部
特殊講義（「開戦に至る１０年」の東アジア国際政治1･2）
政治学原論A・B（Bは国際政治学）近畿大学文芸学部
現代政治学同志社女子大学現代社会学部
国際政治学佛教大学社会学部
2年次演習（外交史）同志社大学法学部
政治学入門B（初年次教育）同志社大学法学部
政治学2（国際関係論入門）（全学共通科目）同志社大学（14年度を除く）
特殊講義（太平洋戦争への道──戦間期20年の日本外交の再検討）同志社大学
政治学への誘い（全15回のリレー講義の1回）
特殊講義（日本の対外政策決定過程）同志社大学
政治学B京都造形芸術大学芸術教養教育センター
国際社会と日本同志社大学グローバルコミュニケーション学部
原典講読（アメリカの法と政治）同志社大学
公務特講（公務員試験講座）同志社大学

社会貢献活動

• 岡山龍谷高校模擬講義「国際社会と『囚人のジレンマ』」

  期間 : 2022年01月21日

  種別 : 出前授業

  主催者・発行元 : 岡山龍谷高校
• 帝塚山高校模擬講義「政治学──なぜ、日本の首相はころころ変わるのか」

  期間 : 2011年06月09日

  種別 : 出前授業

  主催者・発行元 : 帝塚山高校

学術貢献活動

• 『日本地域政策研究』
• 『同志社アメリカ研究』
• Journal of the Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University
• 『東アジア近代史』
• 『国際安全保障』
• 『国際政治』