木谷　厳 (キタニ　イツキ)

研究者情報

所属

• 教育文化学科 教授

学位

• PhD（2012年01月 Durham University）

URL

https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201801015684824347

科研費研究者番号

• 30639571

J-Global ID

• 201801015684824347

研究キーワード

• パーシー・ビッシュ・シェリー   ロマン主義   英詩   英文学   

研究分野

• 人文・社会 / 英文学、英語圏文学

経歴

• 2020年04月 - 現在  帝京大学教育学部教育文化学科教授
• 2015年04月 - 現在  中央大学文学部兼任講師
• 2016年04月 - 2020年03月  帝京大学教育学部 教育文化学科准教授
• 2013年04月 - 2016年03月  帝京大学教育学部 教育文化学科講師
• 2012年04月 - 2015年03月  和洋女子大学人文学部非常勤講師
• 2012年04月 - 2013年03月  帝京大学教育学部 教育文化学科助教
• 2011年04月 - 2012年03月  筑波大学外国語センター非常勤講師

学歴

•         - 2011年08月   Durham University   Faculty of Arts and Humanities   Department of English Studies

所属学協会

• The British Association for Romantic Studies (BARS)   日本英文学会   日本シェリー研究センター   イギリス・ロマン派学会   

研究活動情報

論文

• ウィルフレッド・オーウェンの戦争詩にみるシェリーの遺産――死のエクフラシスとロマン主義的モダニティ

  木谷 厳

  イギリス・ロマン派研究 48 51 - 68 2024年03月 [査読有り]
  
• 「理想への「歎き」と「ねがい」――齋藤勇のShelley講義ノートに見られる後年の文学論の萌芽とその差異――」

  木谷 厳

  明星――明星大学明星教育センター研究紀要 10 23 - 36 2020年03月 [査読有り][招待有り]
  
• 聖愛と俗愛のあわい――シェリーのジェイン詩篇にみられる天上のヴィーナスと知性的エロティシズム

  木谷 厳

  イギリス・ロマン派研究 42 29 - 43 2018年03月 [査読有り]
  
• 英詩研究における形式的読解と詩作を通じた英語教育――教職課程認定新コアカリキュラムを踏まえて

  木谷 厳

  帝京大学教育学部紀要 6 15 - 24 2018年02月 [査読有り]
  
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• 「裂け目」の彼方へ――E・M・フォースターの『モーリス』に見るセクシュアリティの詩学

  木谷 厳

  帝京大学教育学部紀要 3 3 13 - 27 帝京大学教育学部 2015年03月 [査読有り]
  
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• ウルストンクラフトとともにオースティンを――『分別と多感』における感情の人をめぐって

  木谷 厳

  ジェイン・オースティン研究 7 76 - 88 2013年 [査読有り][招待有り]
  
• The Pleasure of the Senses: The Art of Sensation in Shelley's Poetics of Sensibility

  木谷 厳

  Durham University 2011年 [査読有り]
  
• 光と痛みのレトリック――シェリーの『エウガネイの丘にて』における憧憬のダイナミクス

  木谷 厳

  イギリス・ロマン派研究 35 35 15 - 29 イギリス・ロマン派学会 2011年 [査読有り]
  
• 'Sensibility and Shelley's Organic System of Nature in "The Sensitive-Plant"

  木谷 厳

  Kaleidoscope 3 2 35 - 56 2009年 [査読有り]
  

書籍

• 近代を編む : 英文学のアプローチ

  秋山, 嘉(編著) (担当:分担執筆範囲:第８章『ダーバヴィル家のテス』における「近代の痛み」と（ポスト）ロマン主義－－シェリー的な愛を導きの糸として)中央大学出版部 2021年03月 ISBN: 9784805753606 ii, 286p 237-71
• ロマン主義と現代批評――ガウスセミナーとその他の論稿

  中山 徹、鈴木 英明、 木谷 厳 (担当:共訳範囲:第1章（pp.16-47）、第4章（pp.124-57）)ポール・ド・マン 彩流社 2019年12月
• フランケンシュタインの世紀

  日本シェリー研究センター (担当:編者(編著者)範囲:あとがき)大阪教育図書 2019年11月
• Varian Studies Volume Three: A Varian Symposium,

  Leonardo de Arrizabalaga y Prado (担当:分担執筆範囲:The Cultural Reception of the Varian Afterlife in Japan: From Literary to Popular Culture)Cambridge Scholars Publishing 2017年10月 ISBN: 9781527505179 440 221-33
• 文学理論をひらく

  木谷 厳 (担当:編者(編著者)範囲:序文（pp. 2-9）、第5章（pp.110-32）、第8章（pp.177-98）、コラム（pp. 132-33, 198-99）、図書案内（pp.200-01）を執筆)北樹出版 2014年10月

講演・口頭発表等

• P. B. シェリーにみられるロマン派の風景と追憶

  木谷 厳

  第25回英詩研究会シンポジウム「詩と風景」 2024年09月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• ある貴婦人批評家の肖像―― Elizabeth Julia Hasellの “Elegies”（1875）に見るロマン主義のモダニティ

  木谷 厳

  日本英文学会 第96回全国大会（東北大学川内北キャンパス）シンポジア 第2部門 「長いロマン主義」とモダニティ 2024年05月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• メアリ・シェリー「私が選んだもの（"The Choice"）」の叙情性――『アドネイアス（_Adonais_）』との比較を中心に

  木谷 厳

  日本シェリー研究センター第31回大会 シェリー没後二百周年記念シンポージアム 「『ここに私を生かし、死なせたまえ』――シェリー夫妻とイタリア」 2022年12月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• P. B. Shelley: 後期の叙情詩数編――はかないものにはるかなものを見る

  木谷 厳

  第40回イギリス・ロマン派講座――名詩の解釈と鑑賞―― 2022年06月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
• 神学から詩学へ――Shelleyの_Adonais_におけるUraniaと「詩の擁護」

  木谷 厳

  第94回日本英文学会全国大会シンポージアム「サイエンスと詩の弁明」 2022年05月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• 「レスポンス」： シェリーの〈恐怖の年〉と〈驚異の年〉――「西風に寄せるオード」における死と再生

  木谷 厳

  日本シェリー研究センター第28回全国大会シンポージアム「シェリーの「驚異の年」再考――メアリとともに織りなす生（lives）と言の葉（leaves）」 2019年12月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• Maryの「選択」――P. B. Shelley研究における“The Choice”の位置づけ

  木谷 厳

  人文科学研究所主催公開研究会（「18・19世紀英国の女性詩人」チーム） 2019年11月 その他
• 「求めて得ざる歎き」から「星を求める蛾のねがい」へ――Shelley講義ノートに見られる齋藤文学論の萌芽

  木谷厳

  日本英文学会関東支部会第17回（2019年夏季大会）、シンポジウム「紹介から研究へ――若き齋藤勇の英詩講義ノート（新発見！）を読む」 2019年05月 シンポジウム・ワークショップパネル（公募）
• ShelleyとOwenをつなぐモダニティ――死のエクフラシスと断片化（シンポジウム：100 年目の Wilfred Owen）

  木谷 厳

  日本英文学会第90回大会 2018年05月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• Keats: “Ode to a Nightingale” ――心音を聴くように

  木谷 厳

  第34回イギリス・ロマン派講座「名詩の解釈と鑑賞」 2015年06月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
• 過ぎゆくもののアイロニーと美感的な体験――『オジマンディアス』再読を中心に（シンポージアム「21世紀のロマン派研究と精読の可能性――『距離』をめぐるいくつかのアプローチ）

  木谷 厳

  イギリス・ロマン派学会第40回全国大会 2014年10月 シンポジウム・ワークショップパネル（公募）
• “If You Choose to Dip Your Oar into Sentiment’s Stream”: A Sense of Evanescence in Shelley’s ‘Sky-Lark’ and Natsume Sōseki’s Aesthetic Ideas

  Itsuki KITANI

  ‘Romantic Connections’: A Supernumerary Conference of the North American Society for the Study of Romanticism (NASSR) 2014年06月 口頭発表（一般）
• ヴィーナス、芳香、飛翔――シェリーの『エピサイキディオン』と形式および形象にまつわるいくつかのモティーフについて

  木谷 厳

  イギリス・ロマン派学会第39回全国大会 2013年10月 口頭発表（一般）
• 菜食主義と反ガストロミー――シェリーの『オイディプス・ティラヌス』を中心に」、シンポージアム「思想家としてのシェリー・シェリーの菜食主義

  木谷 厳

  日本シェリー研究センター第21回大会 2012年12月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• 『分別と多感』とウルストンクラフトをつなぐ感受性の女性

  木谷 厳

  日本オースティン協会第6回大会シンポジウム「オースティン小説の闘う女たち――ウルストンクラフトを辿って」 2012年06月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• “Taste the Joys Which Mingled Sense and Spirit Yield”: Shelley’s Aesthetics of Political Gastronomy in Queen Mab

  Itsuki KITANI

  Poetry, Politics, and Pictures in the Nineteenth Century: An Interdisciplinary Conference Held by the University of Sheffield 2010年03月 口頭発表（一般）
• "Your Eye Has a Vision More Serene than Mine": Forms of Ruin and Sympathetic Circulation in Shelley’s ‘The Coliseum’

  木谷 厳

  Romantic Circulations, The 11th Biennial International Conference, Held by the British Association for Romantic Studies 2009年07月 口頭発表（一般）
• ‘Aesthetics, Fragmentation, and Figuring Violence in Shelley’s Medusa’

  Itsuki KITANI

  Romantic Visual Cultures: A One Day Conference Held at the University of Cardiff (Supported by the British Association for Romantic Studies) 2009年04月 口頭発表（一般）
• ‘Sympathy and “Organic Happiness” in Shelley’s ‘The Sensitive-Plant’

  Itsuki KITANI

  BSLS 2008 Conference, Held by the British Society for Literature and Science 2008年03月 口頭発表（一般）

MISC

• 書評：Mark Sandy, _Romanticism, Memory, and Mourning_ (Ashgate, 2013)

  木谷 厳 日本シェリー研究センター年報 (30) 15 -21 2022年07月
• 「外国語教授に際してもpoetryを忘れるな」――2021年度会長就任のご挨拶に代えて

  木谷 厳 日本シェリー研究センター年報 (29) 13 -17 2021年07月 [招待有り]
  
• 書評：Saeko Yohikawa, _William Wordsworth and Modern Travel: Railways, Motorcars and the Lake District, 1830-1940_

  木谷厳 『イギリス・ロマン派研究』 45 78 -82 2021年03月 [査読有り][招待有り]
  
• ShelleyとOwenをつなぐモダニティーー死のエクフラシスと断片化

  木谷 厳 日本英文学会第90回大会Proceedings 73 -74 2018年09月 [招待有り]
  
• 過ぎゆくもののアイロニーと美感的な体験 : 「オジマンディアス」再読を中心に (イギリス・ロマン派学会第40回全国大会シンポージアム 「21世紀のロマン派研究と精読の可能性――「距離」をめぐるいくつかのアプローチ」研究発表要旨）

  木谷 厳 イギリス・ロマン派研究 (39・40) 165 -69 2015年 [招待有り]
  
• 書評：_The Poems of Shelley : Volume 4 1820-1821_ (Routledge, 2014)

  木谷 厳 日本シェリー研究センター年報 (23) 24 -25 2015年 [招待有り]
  
• 書評：パーシー・ビッシュ・シェリー著、アルヴィ宮本なほ子編訳 『対訳シェリー詩集――イギリス詩人選（9）』(岩波書店、2013年)

  木谷 厳 英文学研究 91 (91) 59 -64 2014年 [査読有り][招待有り]
  
• 書評：_The Complete Poetry of Percy Bysshe Shelley, Volume 3_ (Johns Hopkins UP, 2012)

  木谷 厳 日本シェリー研究センター年報 (21) 23 2013年 [招待有り]
  
• 書評：_The Poems of Shelley, Volume 3: 1819-1820_ (Longman, 2011)

  木谷 厳 日本シェリー研究センター年報 (19) 29 -34 2011年 [招待有り]
  

共同研究・競争的資金等の研究課題

• 文学を科学する――機械学習を用いて文脈にもとづくテクスト間の影響を調べる学際的研究

  中央大学：中央大学共同研究プロジェクト

  研究期間 : 2024年04月 -2026年03月 

  代表者 : 橋本健広; 小花聖輝; 笹川浩; 矢島壮平; 山西博之; 宮川創; 古屋耕平; 佐藤健; 木谷厳
• イギリス・ロマン派第二世代詩人の死と神話形成

  日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(C)

  研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 

  代表者 : 細川 美苗; 笠原 順路; 阿部 美春; アルヴィ なほ子; 木谷 厳; 鈴木 喜和; 岡 隼人
• 「長いロマン主義」の時代から見るP. B. シェリーの「感性の詩学」と後世の英詩への影響

  帝京大学：帝京大学研究奨励助成金

  研究期間 : 2023年04月 -2024年03月 

  代表者 : 木谷 厳
• 19世紀の英文学における天上のヴィーナスのイメージ形成とその変容

  日本学術振興会：科学研究費助成事業 若手研究

  研究期間 : 2018年04月 -2022年03月 

  代表者 : 木谷 厳
• 1816年夏シェリー・バイロン・サークルの文学的交流の領域横断的研究

  日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(C)

  研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 

  代表者 : 阿部 美春; 笠原 順路; 木谷 厳
• 教育従事者の多様化に対応する教育学部カリキュラム構築に関する基礎的研究

  日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(C)

  研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 

  代表者 : 浦野 東洋一; 福島 健介; 佐藤 高樹; 木谷 厳; 山村 豊; 大多和 直樹; 居郷 至伸
• P・B・シェリーの感性の詩学と19世紀唯美主義の源流、1815‐1875年

  日本学術振興会：科学研究費助成事業 若手研究(B)

  研究期間 : 2013年04月 -2017年03月 

  代表者 : 木谷 厳

委員歴

• 2024年05月 - 現在   日本英文学会   大会準備委員
• 2021年04月 - 現在   イギリス・ロマン派学会   幹事
• 2021年04月 - 現在   日本シェリー研究センター   会長
• 2016年04月 - 現在   日本シェリー研究センター   幹事
• 2012年04月 - 現在   イギリス・ロマン派学会   企画運営委員
• 2024年04月 - 2025年03月   日本英文学会関東支部   事務局長
• 2023年04月 - 2024年03月   日本英文学会関東支部   事務局長補佐
• 2019年04月 - 2021年03月   日本英文学会関東支部   大会準備委員
• 2016年04月 - 2019年03月   日本英文学会関東支部   『関東英文学研究』編集委員